ChatGPTは様々な質問に答えてくれますが、
利用規約で禁止されている行為もあります。
正しく使うために、利用規約をしっかりと把握しましょうネ
はじめに
OpenAIとChatGPTの紹介
ChatGPTはOpenAIが開発したAIチャットボットです。
従来のチャットボットとは異なり、様々な質問を自然に受け答えしてくれます。
2023年利用人数は1億人以上いるといわれ、非常に評価されているAIシステムです。
この記事の目的
この記事ではChatGPTに恋愛相談が出来るかどうかを検証していきます。
果たしてChatGPTが人間の心理的な側面をサポートできるのかどうかという事ですが、
結論としてはかなり優秀なメンターになりえるのではと考えています。
あくまで恋愛的な相談でありアダルトではありません。
ChatGPTの利用規約は以下の記事にまとめましたので、是非一度ご覧ください。
ChatGPTの利用規約
規約の概要
ChatGPTを利用方法を考えるにあたり確認するべき利用規約は「Usage Policies」になります。
もちろん、WEBサイトの利用方法が定められている「Terms of Uses」も確認が必要ですが、
こちらは一般的な内容にとどまっている為、今回は取り上げません。
Usage Policiesは「使用ポリシー」という事ですが、使用するにあたり守るべき事柄が書いてあります。
AIチャットボットの性質上、利用されるべきではないシーンがあるからです。
利用されるべきではないポリシー
利用されるべきではないシーンがそのまま「使用ポリシー」の抑えるべきポイントとなります。
- 法律上の禁止事項
- 子供の虐待や暴力的なコンテンツの生成
- マルウェアの生成
- 自傷行為を促進するコンテンツの生成
- 経済的損害をもたらす可能性のある行為
- プライバシー侵害
- 不正な法律事務
- 詐欺的または欺瞞的な活動
- 医療情報の提供
- 金融アドバイスの提供
- 重大な問題のトリアージや管理
- アダルト コンテンツ、アダルト 業界、出会い系アプリ
元のサイトにこれらの具体的な例も提示されています。是非参考にしてください。
よく話題になるのは「アダルトコンテンツ利用の禁止」です。
これはアダルトの話題をChatGPTに振ると警告が出たり、そもそも答えられないという回答が来ます。
OpenAIのChatGPTを使う上では注意が必要です。ただし、恋愛や結婚などの話題は問題ありません。
また、医療情報や金融アドバイスに関しては恐らく回答自体はしてくれますが
ChatGPTはそういった目的に調整されていない為、頼り切るのはNGと記載があります。
法律的に問題がある、他人に迷惑がかかる事は絶対やめましょう。
また、得られた回答をしっかりと自分で判断することも必要です。
利用規約に基づく正しい使い方
規約を遵守する具体的な方法
利用規約は日本語に翻訳して一読することをお勧めします。その上でですが、
実はChatGPTの回答を得る段階で必ずセーフティーネットの仕組みが動作します。
問題のある質問には回答できない旨が表示されたり、APIを使うと取得できないこともあります。
なので、そこまで心配せずに上記の問題のあるポイントは認識したうえで
自由に質問してみてください。
実は質問内容が合理性があり倫理を守っていると判断されるような書き方であれば、
アダルト系の質問でも答えてくれることはあります。人間の性を踏まえたうえで、
論理的に質問をすると親身になって返してくれるのでChatGPTさん、いいひとです。
規約を外れる質問をした場合どうなるか
「このコンテンツは我々のコンテンツポリシーを違反しているかもしれません。もしこれをエラーと考える場合はあなたのフィードバックを返してください。」
もし規約を外れる質問をした場合、質問にこのような表記がなされます。
合わせて、もし違反が繰り返された場合や重大な違反がある場合は、
アカウントの停止や終了などの措置が取られる場合もあるとのことです。
実際、割と何でも質問には答えてくれます…
ただ、やはり違反を繰り返すと危ないと思います。
データセキュリティとプライバシー
OpenAIのデータ保護策
OpenAIは送信されたデータを30日間保存しますが、それらのデータは
モデルのトレーニングには使われないという事です。
ただし、質問タイトルの履歴に他のユーザーの内容が表示されるという事故も2023年に起こりました。
人の作るシステムなので、守るべきものはしっかりと守って利用する事をお勧めします。
ユーザーとしてのセキュリティ対策
OpenAIは質問や質問に使うデータに個人情報や機密情報を含まないように注意喚起しています。
特にこの点は利用にあたって注意するべき内容だと思います。
その為、データは公開されても問題がないものにするべきです。
OpenAIは質問や質問に使うデータに個人情報や機密情報を含まないように注意喚起しています。
つまり、プログラムの質問を投げるときに会社や個人で作っているコードを
そのまま張り付けるようなことはするべきではありません。
秘密にするべき情報を含めた質問はしてはいけないということですね。
これは今後出てくるAIツールでも同様のルールです。
実際、ソースコードの流出問題がありました。
まとめ
規約と倫理を守りながらChatGPTを活用する
ChatGPTを利用するにあたり守るべきこと、禁止事項についてまとめてきました。
禁止事項は必ず厳守しましょう。また、セキュリティについても気を付けてください。
そのうえで、いったい何が出来るのかといった点が次の大事なポイントになると思います。
実際の所、金融や健康の話も結構答えてくれますし
プログラムは質問の仕方を整えれば回答を出してくれることが多いです。
また、恋愛相談なんかもかなり具体的な質問をしても心理分析をしっかりと行っているのか
割と納得する回答をしてくれるのでメンタルケアにも役立つと思います。
ChatGPTを実際の生活でどう使うか…
これが今まさに旬なテーマだと思います。
想像力&技術力で今まで実現できなかったことが
実現できるのがAIの力だと思います。
いしけんブログでは今後AIの魅力を追っていきます。
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